2006年コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース (日曜日・#7)

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みなさんご存知の通り8耐は日が沈んでからゴールです。

時刻にして19:30です。

世界中の耐久レースで夜、暗い中ゴールするのは8耐だけだと聞いています。(・o・ )ほー


だんだん日が傾いてきました。


ここから急速に暗くなっていきます。














マシンにヘッドライトが装備されているのはご存知かと思いますが実はほとんど役にはたちません

コースを照らすの僅かな照明と8時間走ってきた慣れと勘で暗いコースを走ります。



ですがピットサインだけは慣れと勘では読む事はできません。

そこでサインボードにも照明を当てる必要があるのです。

(近年はサインボード自体が発光するまるで電飾看板みたいなものまで登場してきました。)




恐らく今の時刻は19:00ちょっと前です。

暗くなりかけてくる時間です。

各チームそろそろサインボードの照明を点灯しだします。

最終コーナーを立ち上がりホームストレートに帰ってきます。

そこで我がOVERのサインボードを確認しようとしたら・・・

「あれ!?どこだ!?」(゚ ゚;)(。。;)

発見できません!



周りのチームのサインボードが発光している為、自分のサインボードを見ることができなかったのです!

(このときオーヴァーさんの照明はまだ点灯していませんでした)



「やべー見れなかった!」

1コーナーに向かいながら考えます。

「さっきの周はLAP3だったよなぁ・・・」

「って言う事は今LAP2のはずだよなぁ・・・」



傍から見ればなんて事はない「3ひく1は2」さんすうです。

ですが疲労がピークに来ているこの場面ではこんな簡単な算数さえも不安になってしまうものみたいです。

さっきの周が「LAP3」という自分の記憶さえ疑ってしまいます
(・ー・;)


「もしこの周がLAP1だったらどうしよう」

「このままピットに戻らずもう1周しようとして途中でガス欠したら・・・」

この終盤でサインボードの見落としによるガス欠リタイヤなんてしてしまったらそれこそ首を括るか切腹するしかありません。



私のモウロウとした脳ミソは

「1周早いピットイン」  「もしかしたらガス欠」

というこれ以上ないくらい簡単な計算をするのがやっとでした。



ピットロードをピットに向かって下ります。

すると遠くから見えるピットのスタッフたちの行動が慌てた様子に見えました。

「あれ?やっぱり1周早かったか・・・」



ですがピットクルーも想定内だったかのようにストップボードを出し、スタンドを掛け、タイヤ交換をし、給油します。

マシンを降り誠さんに目をやると・・・慌てた様子でグローブをはめています!

「とよだぁ~!1周早いんだよ!」



またもや誠さんに「最後までしょうがねーなぁー!」って感じで怒られちゃいました・・・

目は笑っていたように見えましたが・・・本当に出来の悪い相方ですみません。



最後のライダー交代は全員慌てた様子も無くむしろのんびりした感じで行われました。

まるで最後の仕事を噛み締めるかのように・・・



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